効果的なストレッチのコツ
ストレッチは体との対話です。 まずは体からの声を聴かないと対話になりませんよね。
それにはゆっくりと動かすことがコツです。 ゆっくり動かしていくと体からいろんな声、
すなわち感覚が返ってきます。 早く動かしてしまうとわかりにくいですね。
人との会話でも早口だと聞き取りにくいのと似ています。
体からの感覚はいろいろあると思います。 例えば痛い感覚。 痛いでも気持ち悪い辛い痛み、
痛いけど気持ちがいい、いわゆるイタキモ。 または痛くないけど伸ばされて気持ちがいい・・などなど。
そんな感覚が伝わってくると思います。
伸ばされたい筋肉はイタ気持ちがいい、のと痛くないけど気持ちいいの2種類。
この感じのストレッチ動作を行います。
テレビのコーナーや本や雑誌など沢山のメディアにはストレッチの情報が溢れていますね。
そういうとき、どうですか? 全部の紹介されているメニューをやりたくなりませんか?
やってもいいんですが、大切なのは硬く縮んでいる筋肉がどれか知ることなんですね。
それには「あ?気持ちいい」というセンサーが一番です。
その感覚を感じ続けられるストレッチ動作を行うのです。 ですから全部の動作を同じ時間する必要はありません。
イタキモの伸ばしを長めに、そうでもない伸ばしは少なめに・・でもOKなのです。
また写真のと全く同じ動作でなくても、だいたい同じでも気持ちがよければ、
その筋肉は伸ばされています。 ストレッチの型にとらわれないで硬くなった筋肉を必要なだけストレッチすることが大切です。
ポイントはちょうどいい気持ちいいところで数十秒止めて「効いてる?」感じを味わいます。
イタ気持ちいい感じが無くなって来たらちょっと戻し、
更にそこから少しだけ違う方向へ動かしてみて別のイタ気持ちいい動作があったらそこも伸ばしてみましょう。
筋肉は複雑に組み合わさっているので、ちょっと違う角度で動かしたりすると、別の筋肉も伸ばせるんですね。
これからの季節は、寒いと体が縮こまり筋肉を動かさないから体は硬くなり易いです。
ストレッチをこまめに行って、やわらかい筋肉を維持し、腰痛しらず、肩こりしらず・・なおからだを創っていきましょう!